2023年4月開講にむけて受講生募集!
これまでのさっきょく塾
さっきょく塾は、2018年にスタートしました。毎回テーマを設けて、それについて考えをまとめたり、更に考える種を見つけたり、創作でも演奏でもない方法で音楽を深めるための時間として、このさっきょく塾は始まりました。2018年からの一年の学び、その一部を紹介します。
https://note.com/yukikocomposer/m/mfc1f745c26bc
2019年2月:「ひとりで作曲をする?それとも演奏家と共同でつくる?コラボレーションという技」
2019年4月:「まだ五線使ってるの?新しいノーテーション」
2019年5月:「間ってなあに?日本の感覚を現代音楽でつかう?」
2019年6月:「コンサートホールだけで満足してる?サイトスペシフィックな作品」
2018年~2019年の一年は作曲家や楽曲ごとに学ぶ形式ではなく、これまでの音楽を一つのテーマ軸を持って、その視点から見ていく方法で学んできました。物事には様々な視点があり、異なる視点で見ることで全貌が違って見えることがあります。ここで取り上げられている作品の殆どは今も生きている作曲家の作品です。生きている中で音楽も変化するため、それらの音楽をカテゴリーという箱に入れて博物館のように陳列することはできませんが、異なる地域で活動する彼らの音楽の中にも、どこか共通点があり、その共通点から今を生きる社会が見えるような気がして、これまでの音楽要素の中でもマイナーなものを取り上げて、その思考を深めました。
理論を学ぶ?
さっきょく塾では楽曲のアナリーゼや作曲論ではなく、一つ一つテーマを学ぶことで自身を振り返り、その思考を深めることを主としてきました。現在を生きる作曲家が自身の創作を通して作り上げてきた個人的な理論は、その中大きなポテンシャルを秘めています。時代ごとに技法が発明され、旬が過ぎると終わっていくのではなく、その時期に開発された技法の中にも別の視点が秘められており、そこには大きな可能性が隠されていると考えています。さっきょく塾では、そういった隠された可能性をもう一度掘り起こし、更に追及していきたいと思っています。
2023年からのさっきょく塾
2023年4月から新たにスタートするさっきょく塾は、以下の内容でお届けします。
☑一年、もしくは半年単位で一つのテーマに焦点をしぼって学んでいきます。
☑海外の論文を読む会を催します。こちらはテーマに沿った論文だけでなく、受講生さんの希望に合わせて、自由に設定していきます。一人で読むことが難しい外国語の論文も分担して、少しずつ読んでいきます。
☑半年に1~2回ゲストを招いてレクチャーを行います。海外ゲストは日本語通訳がつきます。
☑不定期で対面でのイベントを開催します。こちらは順次決まり次第お知らせします。
オンライン講座は均すと大体月に一回くらいのペースでの学びです。何もない月もありますが、複数回イベントが重なる月もあります。
料金体系(2023年~)
☑年間参加費 20,000円(定員10名)
☑単発レクチャー参加費 2,000円
さっきょく塾は年間20,000円で、全てのレクチャーやイベントに参加できます。単発レクチャーは、塾生限定のものと公開のものがあります。公開のものは、単発2,000円で聴講できます。いずれもこちらからお買い求めください(途中退室は可能ですが、参加費の払い戻しはありません)。5月以降から参加されたい場合はご相談ください。
お申込みフォームと〆切
年間参加費申込、もしくは単発レクチャーの参加チケット購入リンクです。
→参加チケット購入リンク
4月から始まる新学期への参加申込期間は、2023年2月10日~3月末日までです。申込へのご質問は、以下のメールアドレスからお願いいたします(ensembleppp@gmai.com)。
音楽の思考を深めたいみなさまのご参加、心よりお待ちしております!
渡辺 裕紀子、福田拓人
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